Triangles: 2M
Vertices: 977.1k
More model information◯矢板市 Yaita City, Tochigi Prefecture, JAPAN ◯鎌倉時代〜戦国時代 Kamakura period - The Warring States period (13th-16th century) ◯栃木県森林整備課数値標高モデル(0.5m)をもとに作成 CS立体図はCSMapMakerで作成
沢村城は12世紀末に那須氏初代当主の七男が築城したといわれています。しかしこの地は宇都宮一族塩谷氏との勢力圏が隣接していたため、以後両者による争奪戦が展開されました。応永年間(15世紀前半)には那須方の城になっていましたが、この時に城主(那須氏11代当主の子)が、父の死後兄(12代当主)に攻められ、城を退くという事件が発生しています。その後弟は烏山城に拠点を移し対抗したため、那須氏は以後100年にわたり分裂の時代となります。沢村城は15世紀後半には塩谷氏に奪還されその支配が続きましたが、天正13(1585)年に城付近で行われた合戦(薄葉が原の戦い)の結果、那須方に奪い返されてしまいました。しかしその5年後、那須氏が小田原攻め不参加で改易になったため、廃城となりました 。城は箒川右岸の丘陵上に築かれ、東西400m、南北250mの規模を持っています。本丸を中心に主要な曲輪が直線上に配置され、各曲輪の間には堀切や堀が設けられています。
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