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More model information本庄市マスコット「はにぽん」のモデルで、古墳を守るガードマン的な役割を担った埴輪
普通では見られない埴輪の内側に注目! 埴輪の内側には製作した際の痕跡がたくさん残されていますので、ぜひじっくり観察してみてください
年代 6世紀後半
出土遺跡 前の山古墳(本庄市小島)
盾持人物埴輪は、前の山古墳の墳丘中段の埴輪列に配置されており、南向きに開口する石室入り口の左右両側から、盾面を外側に向けた状態で出土しました。頭頂に筒形の器物をつけ、額と後頭部に飾紐を垂らし、大きな耳と鷲鼻、しゃくれた顎をもち、目は三日月形に切り抜かれ、口は口角を上げ、笑った表情を表しています。大きな口には上下に3箇所、何かが嵌め込まれていたと思われる窪んだ部分があります。人物埴輪には白い石を口に嵌め込んで、威嚇のため歯をみせる例があり、この盾持人物埴輪も本来は歯を剥き出した状態で笑っていた可能性があります。
※このコンテンツは埼玉県ふるさと創造資金の補助を受けて制作しました。
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