Triangles: 274k
Vertices: 137.7k
More model information三馬頭観音と石仏(山梨市「かのがわ古道」)
馬頭観音は、馬が急死した場所や埋められた場所、村の中心や辻などに、供養や豊作祈願を目的として江戸時代中期以降に、石仏として造られたものが多く見られる。
本像は、光背型の石仏で、三体の馬頭観音立像が表わされており、三体とも長髪で穏やかな表情をしている。本像は明治二十七年(1894)の銘があり、明治二十年代においても農耕や運搬など生活に馬が重要な役割を果たしていたことがうかがえる。
なお、市内では、本像以外に三馬頭観音は確認されておらず、大変珍しいものである。隣に祀られているのは、自然石に浮き彫りされている光背型の石仏で、その奥には屋敷神も見える。
CC Attribution-NonCommercial-ShareAlikeCC Attribution-NonCommercial-ShareAlike
Feb 24th 2024
Comments